パッピンス
ソウルに行ってきた。
暑いのと寒いのが苦手な私は、韓国に行くのはいつも春と秋だが、今年は初めて夏に行った。
夏の韓国で食べたかったもの、それはパッピンスである。パッピンスは、かき氷の上にスイカやキウィなど細かく切ったフルーツが乗り、その上にソフトクリームが乗っている食べ物である。
日本でもフラッペという同じようなものはあるが、食べ方が違う。
日本のフラッペは、盛りつけを崩さないように少しずつ食べるが、パッピンスはビビンバのようにかき混ぜてから食べる。
最初、テレビでパッピンスを食べているところを見たとき、「こんなにかき混ぜずに、(日本風に)普通に食べたほうがいいんじゃないの?」って思った。
だが、フルーツが細かく切ってあったこともあり、かき混ぜて食べてみた。
なかなかイケルじゃない!
韓国の人は、日本に来てお寿司屋さんのちらし寿司を食べるときも、かき混ぜて食べるという話を聞いたことがあり、そのときは「エェッ!」と思ったものだが、食文化の違いということなのだろう。
でも、「郷に入れば郷に従え」ということで、日本のお寿司屋さんのちらし寿司は、かき混ぜずに食べたほうが、「日本のちらし寿司」の味がしていいと思う。
食事の仕方も、韓国では器を持たずに食べる。初めて韓国に行ったときに、ガイドさんが「食器を持って食べるのは、テーブルがない乞食の食べ方」と言っていた。
ヨン様が六本木の炉端の焼鳥屋さんで食事したとき、韓国式に器を持たずに食べるので、食べにくそうだったという話もテレビかなにかで知った。
ご飯もスプーン(スッカラク)で食べ、お箸(チョ カラク)はおかずを食べるのに使う。
韓国ドラマや映画で、器を持ち上げ、ご飯をお箸で食べるシーンもあるが、こういう食べ方を見せることによって、「育ちの悪い人」という役柄を見せているようだ。
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コメント
最近、腕をけがしたため、食器を置いて食べています。確かに食べにくいけれど、韓国では正統派だったんですね。治っても続けようかな(笑)
投稿: 小坂 | 2006年7月 6日 (木) 12時19分
より韓国正統派を目指すなら、ごはんもスープもスプーンで食べましょう。あ、スープにはごはんを入れて、クッパとして食べましょうね。ケガをした人にはらくちんな食べ方です(笑)。
投稿: 古鉄恵美子 | 2006年7月 6日 (木) 12時29分