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2007年12月 9日 (日)

KBSドラマセンター 第8章

私たちは、次に撮影をするセットに向かうと、撮影スタッフの人たちは、撮影準備をしていた。

KBSの職員の人が、パク・チャンホン監督に私のことを「チュ・ジフンシベン(チュ・ジフンさんのファン)」と紹介したので、私は「マワンベンイムニダ(魔王のファンです)」と言った。
すると監督は「本当?」と日本語で。

そこで私は、「魔王」のキャプチャーをプリントアウトしたものをバッグから取り出し、「セイムアングル」と言って、監督が撮影したのと同じアングルでデジカメで撮った画像を、監督に見せた。

当日も午前中は、ジフニが撮影をしたヨイド公園へ行ってきた。
前日は地獄門の絵のある駅、2日前には警察署と図書館、ホテル、教会に行っている。
地獄門の絵のある駅の画像を見せると、監督は「イテウォン」と言ったので、私は「ノクサピョンヨッ(ノクサピョン駅)」と言った。

監督にデジカメで撮ったロケ地を見せていたら、KBSの職員の人が、私が「魔王」を韓国の放送と同時間にネットで見ていて、ストーリーを日本のホームページに書いているというようなことを、監督に話した。
すると監督は「ワ~ァ#○%*△・・・・・」と、ワーァ以外は何を言っているのかわからなかったが、とってもうれしそうだった。
私も、監督がそんなにも喜んでくれて、うれしかった。

撮影スタッフの準備が整い、監督も撮影準備に入るとき、私は思わず監督に言葉をかけた。
「マワン ノムノム チェミソソヨ!(魔王すっごくおもしろいです!)」

「魔王」の韓国での視聴率は1ケタ台。
私が韓国で知り合った10人くらいの人に聞いても、誰一人として「魔王」を見ている人はいなかった。
撮影している人たちは、いくらいい作品を作っているという自負はあっても、この視聴率には寂しいものがある。
「魔王」の撮影も追い込みに入ってがんばっている監督や撮影スタッフに、私のせめてもの想いを伝えたかった。
それが、その言葉となって出たのだが、私は韓国語を勉強したことがない。
思わず出た言葉なので、これでよかったかどうか、ちょっと自信がなかった。
後でガイドさんに聞いたら、合っていたのでホッとした。

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コメント

またまた凄い!

魔王の監督とお話ししたんですか!!
監督も古鉄さんの魔王に対する熱意と
愛情を感じて、喜ばれたでしょうね。

韓国では、視聴率がよくなかった
ようですが、ジフニが魔王という
素晴らしいドラマに出会うキッカケ
を作ってくれたようですね♪

投稿: ポチ | 2007年12月10日 (月) 21時25分

ポチさん

パク・チャンホン監督がとっても喜んでくれて、私も「マワンベン」として、うれしかったです。

「魔王」の裏番組で「ありがとうございます」というとってもいいドラマがあったんですよ。
「復活」の裏番組も、キムサムスンだったんですけどね。
裏番組が強すぎるんですよ。

投稿: 古鉄恵美子 | 2007年12月13日 (木) 11時03分

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