« ブッシュの決断 | トップページ | アメリカ発大津波の襲来 »

2008年9月12日 (金)

年金記録の改竄

宙に浮いた年金記録問題で、ねんきん特別便を発送している社会保険庁だが、今度は社会保険庁職員の指導のもと、保険料を滞納していた会社が社員の標準報酬月額を改竄していたことが発覚した。

標準報酬月額は、厚生年金保険料の算定のもとになっているものであるが、これを現在価値に置き換え、それを平均した平均標準報酬月額は、厚生年金支給額の算定のもとになっている。

厚生年金保険料は、労使折半となっているため、社員の標準報酬月額を実際より低く改竄することにより、会社は支払う保険料を少なくすることができる。
だが、標準報酬月額を低くすることは、社員の将来の厚生年金受給額も低くすることにつながるのである。

このような問題が発覚したため、厚生年金の全受給者を対象に、厚生年金保険料の標準報酬月額や加入期間を記載した通知を送ることが決まった。

公的年金のセミナーの講師をやるときに、宙に浮いた年金問題も話のネタになったが、またもや社会保険庁は、新しいネタを提供してくれた(苦笑)。
こんなネタの提供は、これを最後にして欲しいと思っていたが、私の想いにもかかわらず、すぐ後に、社会保険庁が在職老齢年金制度の趣旨を十分理解していなかったために運用を誤り、1年半にわたって約500人に対し、約5000万円を余分に減額していたと、厚生労働省が明らかにした。

私はかねてから、社会保険庁なんていう組織はなくしたほうがいいと思っていたが、やっていることがここまで酷いとは思わなかった。

|
|

« ブッシュの決断 | トップページ | アメリカ発大津波の襲来 »

保険・金融」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ブッシュの決断 | トップページ | アメリカ発大津波の襲来 »