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2009年7月10日 (金)

「ラッシュライフ」

ようやく、映画「ラッシュライフ」を観ることができた。
前売り券を買っていたため、バルト9のオンライン予約ができず、一昨日、新宿に用事があったため、その帰りに、バルト9に行って、チケットを引き替えてきた。
今日は客席数71のシアター7で、1回だけの上映だった。
以前は1日3回上映していたが、もう入りが少なくなったということだろうか。

東京芸大の学生が撮った映画だが、堺雅人、寺島しのぶが出演している。
私は堺雅人目当てで、この映画を観ようと思ったが、そういう目的でこの映画を観に行く人は多いだろうと思う。

この映画は4つのエピソードからなるオムニバスで、それぞれを別の監督が撮っているが、監督の巧拙の差が大きい。
まずは河原崎編だが、最初からカメラの構図に「?」と思った。
そして、普通、カット割りをして撮るようなところを長回しで撮っている。
どのような効果を狙ったものかわからないが、これは逆効果となった。
そして、相変わらず構図も「???」だが、カメラの揺れが酷い。

最初は「素人が子どもの運動会を撮っているみたいな映し方」と思ったが、だんだん、「ちょっとうまい素人が撮影したほうが、はるかに上手いのではないか」と思うようになった。
まあ、学生ということで、「プロ」ではないが、大学祭で数百円の入場料で見せているならともかく、「プロ」と同じ料金を取っていれば、「学生だから」という言い訳はできないだろう。

河原崎編は、その内容や映し方などから、もう2度と観たくないと思ったが、次は堺雅人出演の黒沢編。
これが口直しとなる。
堺雅人が「口直し」なんて、ずいぶん贅沢な口直しだが、黒沢編の監督の映像は、安心して観ていられた。
撮影の際に、堺雅人がいろいろアドバイスをしていたようだが、それが功を奏したのだろうか。
カット割りや構図、カメラワークも、ヘタに凝らず、違和感がなかった。

次の寺島しのぶ出演の京子編。
寺島しのぶは、映像で見るたびに、やはり舞台で活きる女優だと思う。
「近松心中物語」の梅川は、本当によかった。
映像は、可もなく不可もなくという感じ。

最後は板尾創路出演の豊田編だが、演技、映像とも、特に目を引くほどの所はないが、安定している。

「4つの人生が交錯するとき、生涯でたった一度きりの『特別な1日』が訪れる。」ということだが、映像で説明不足なのか、いまいちよくわからないところがある。
原作を読めばわかるようだが、私は、原作を読んでいない映画やドラマを観るときは、あえて原作を読まないので、原作を読まなければわからないという描き方も、いかがなものかと思う。

それぞれを4人の監督が撮っているが、1つの作品にするのであれば、もう少し映像の一貫性が欲しかった。

4つ中で、私がまた観たいと思うのは、黒沢編のみ。
堺雅人だが出ているからだろうと言われれば、それまでだが(笑)

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