エンドロール
私は、映画を観るとき、エンドロールの最後まで見る。
作品の表に出ているのは俳優だが、映画は多くのスタッフに支えられて完成し、公開される。
そういう表に出ない人たちの名前も、エンドロールには表示されるが、その人たちの名前を最後まで見ることが、その人たちに対する私なりの敬意の表し方なのである。
先日、ソウルに映画「私の愛、私のそばに」を観に行ったとき、エンドロールになると、観客は次々と席を立ち、最後までいたのは私だけだった。
この映画のエンドロールでは、キム・ミョンミンの歌が流れる。
映画の中では、キム・ミョンミン演ずるジョンウが、声も出せない状態になったとき、心の中でジス(ハ・ジウォン)に歌ってあげる歌なのである。
最後、ジワーッとくるシーンの後、この歌が流れるので、その余韻を楽しめるのだが、土曜日の最終回という理由ではなく、どうも韓国人は、映画を観るときに、エンドロールは見ずに席を立ってしまうようなのだ。
これも国民性なのだろうか。
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