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2010年6月12日 (土)

ゲキ×シネ「蛮幽鬼」前売り券発売開始

先日、ゲキ×シネ「蛮幽鬼」の公式サイトができたが、公開日は10月2日。前売り券は今日から発売される。

昨年秋、「蛮幽鬼」の舞台に魅了され、東京公演は初日、中日、千秋楽に観に行ったが、その後の大阪公演での進化を知ると、居ても立ってもいられず、大阪公演の前楽と大千秋楽のチケットを入手し、大阪まで観に行ってしまった。

大千秋楽では、「一滴の愛」が流れ、最後の立ち回りのシーンになると、涙が出てきた。
大千秋楽の公演が終わっても、すぐに会場を立ち去れなかった。
東京公演の初日から観てきたが、もう、これを最後にサジや土門に会えないと思うと、心にポッカリ穴が空いたような感じだった。

公演が終わっても、「蛮幽鬼」のOSTをBGMにして過ごし、「蛮幽鬼」中毒になっていた。
そんなある日、前作の「蜉蝣峠」のゲキシネを観に行ったが、この芝居は私の好みではなかった。
どうも私は、宮藤官九郎の感性とは合わないようだ。

だが、「蜉蝣峠」を上映する前に、「蛮幽鬼」の予告がちょっとだけ流れた。
土門(上川隆也)とサジ(堺雅人)のシーンである。
そして、あの「蛮幽鬼」のテーマ曲が・・・
もう、これだけでも観に来て良かったと思った。

ゲキ×シネだと、顔の表情などがアップになるので、舞台とはまた違った楽しみ方ができる。
私が毎回注目していたのが、土門がサジに「調部を殺したのはお前か?」と言うと、それまで微笑みをたたえていたサジの目が狂気を帯び、「よくわかったね」と言うシーンである。
そして、狂気をはらんだ目は、また微笑んだ目に変わる。
このシーンの堺雅人の表情を、大きなスクリーンで、アップで観ることができるのは、楽しみだ。

ゲキ×シネの映像は、東京公演の中日を少し過ぎた頃のものだが、大阪公演ではずいぶん進化していたので、大阪公演の千秋楽近くの公演の映像も観てみたい。

ゲキ×シネの後は、DVDが発売される。
もちろんDVDも買うと思うが、ゲキ×シネも、何回も観に行きそうな予感がする。

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コメント

はじめまして。堺雅人さんをキーワードチェックしていて、初めてこちらを知りました。
それでこのようなコメントをつける非礼をお許しください。
あまりに「蛮幽鬼」への想いが私のそれと同じだったので…。私は新感線が好きで公演はチケットが取れれば行く、というスタンスでしたが、蛮幽鬼のあまりの素晴らしさに東京で当日券に並び、大阪の千秋楽も行ってしまい、本当に人生変わったかと思われるくらいこのお芝居にはまりました。
ゲキシネは10月2日からですが、10/16,17にある劇団さんが築地で蛮幽鬼、演るんですよ。ご存知でしょうか。
役者さんのブログを読む限り大きな劇団さんではなさそうだし、新感線のクオリティは望むべくもないだろうとは思いますが、私は2度と会えないと思っていたサジに、もしかしたらまた会えるかも…と思うだけで気持ちが高まってしまいます。

投稿: めぐまる | 2010年6月13日 (日) 13時14分

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