数回に分けて衣類の入れ替えをしたが、コートやジャケット、スカートなど、自分で作った服がこの秋冬も大活躍した。
小さい頃から、何か作ることが好きだった。
簡単な料理は幼稚園の頃から始め、人形の服も自分で手縫いしたりしていた。
小学生の時は、自分の洋服を作ったり、編み物ではマフラーやベストを編んだりしていた。
それまでは、きちんと教わったことはなかったが、8年くらい前、スーツやコートを自分で作りたくなって、洋裁教室に通うようになった。
そこではまず、自分のサイズを測り、原型を作った。
そして、デザイン画を描き、それを元に原型から型紙を作った。
生地に型紙をあて、縫い印を付け、裁断し、ロックミシンで端の始末をする。
そして、手で仮縫をして、試着し、不都合なところチェックし、糸をほどき、ミシンで本縫いする。
そして、ボタンやファスナーを付けたり、まつったりして完成する。
表から見えないところに、いろいろな技が隠れていることが多い。
私は作ることが好きということもあるかもしれないが、持っている服に合う服を探してもなかったりすると、「無いなら、作ろう!」という発想になる。
キルティングのコート
身頃の裏地は、フリースをライナーっぽく付けた。裏地なので、取り外しはできない。
いちばん上はボタンだが、他はスナップ。
前を開けたときや脱いだときにスナップが目立たないように、キルティングの綿をはがし、表布でスナップをくるんだ。ボタンのループも、表布で作った。
襟付けのミシンかけでは、針が3本折れ、大変だった。
軽くて、結構、暖かい。
ウールのジャケット
ロングスカートに合うコートが見つからなかったため、短めのジャケットを作った。
他のスカートにも合うように、シンプルな形にした。
地模様があるスカート
少し毛足があり、その方向により地模様の感じが違って見える生地。このスカートは、毛足を上向きにした。
裏側にチャコで印を付けてもすぐに消えるし、仮縫いの時も針が通りにくく、縫うのに苦労した。
ウールのタイトスカート
ブルー系のチェックのスカート。
合わせやすく、この冬、最も活躍したスカートかもしれない。